最初に本を出してから13年。

合計32冊を出してみて、初めて気が付きました。

 

1.編集者が「このテーマを木暮が書いたら売れそう」と思う本は売れない。

2.編集者が「このテーマについて本当に困っているから木暮に書いてほしい」

と思う本は売れる。

 

1.ぼく自身が「言われてみればそのテーマは書ける」という本は売れない

2.ぼく自身が「そのテーマについて話し始めたら2時間止まらない」

という本は売れる。

 

1は、まったく気持ちが入っていない。

客観的な状況だけで、「売る事」を考えている。

 

2は、「売る」というより「伝える」ことに主眼が置かれている。

類似本の売上がどうだとか、既にマーケットがあるとか、そんなことはどっちでもいい。

ぼくが伝えたいことがあり、編集者は本気でそれを知りたいと思っている。

だから売れる。

 

『今までで一番やさしい経済の教科書』の編集者は、

「経済のこと教えて!木暮さんって感じです」と言ってた。

 

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』では

「なんで、みんなこんなに、しんどいんですかね?」と最初に質問された。

 

『はじめてのFX1年生』では、

「貯金だけじゃ不安だけど、投資は全然わからない!

わたしみたいな読者に向けて書いてほしい!」と言われた。

 

『学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール』もそう。

『落ちこぼれでもわかる経済学』シリーズなんて、完全に自己満足企画。

でも、ぼくの想いが詰まっている。

 

だから結局どれも売れたんだと思います。

 

もちろん、ひとりよがりになってしまってはいけないのだけれど、

ぼくも本を書き始めて13年がたちました。

著作は30冊を超え、自分で出版社も経営しています。

さすがに書き方も学んできました。

 

この区別は、ぼくだけに当てはまることかもしれませんが、

ぼくには100%当てはまっています。

 

これから、2の方針で書く本を決めていきます。

ビジネスのメールで、宛名を描く時、

「○○様」と書いている人がほとんどです。

 

ぼくもそうしていました。

 

でも、これをやめようと思います。

今日から、「○○様」ではなく、「○○さん」と書きます。

 

理由は、「○○様」と書くことで、お互いの間に壁ができてしまうから。

そして「○○さん」と書くだけで、その壁がなくなるから。

少なくともぼくはそう感じるから。

 

「○○様」と書くだけで、どうしても壁ができてしまい、

言いたいことが言えなくなる、遠慮してしまう。

 

「○○さん」と書くと、それがかなり緩和される。

その結果、お互い本音でぶつかり合えるし、

変な気を使うことなく、目標に向かって一緒に頑張れる。

 

ぼくがメールをやり取りしている方は

書籍編集者や講演のエージェントがほとんどです。

特に書籍編集者の場合、

お互いの間に「距離」をつくるのはよくない。

非常に弊害が大きいと感じています。

 

これからぼくは、「○○さんへ」と書きます。

ビジネスマナーとしてはNGでしょうが、

形式よりも実利を重視します。

 

なので、編集者のみなさんも

「木暮様」「木暮太一様」はやめて、「木暮さん」と書いてください。

(木暮先生は、断固禁止です・笑)

 

ぼくの本の中で売れている

『今までで一番やさしい経済の教科書』や

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』では、

担当編集さんと「様」ではなく「さん」でメールやり取りをしています。

 

非常に小さいことのようで、じつは大きいと思うのです。

編集者、講演エージェント、そのほかビジネスパートナーのみなさん、

ぼくは、今日からそうしますので、

ぜひ「さん」で返してください!

 

ご理解のほど、よろしくお願いします。

 

木暮太一

 

先日発売した

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

 

に「日系企業の給料の決まり方」を説明してあります。

 

本を読んでいただいた方が、ツイッターやブログで

「給料の決まり方について、著者の斬新な理論が展開されている。

非常に面白い」

と書いてくれています。

みなさん、ありがとうございます。

 

みなさんが書いてくれたのは、

  • 給料の決まり方には、

(1)必要経費方式:労働者が生きていくために必要なお金を給料として払っている

(2)利益分け前方式:労働者が稼いだ利益の一部を「分け前」として給料で受け取っている

の2種類ある

  • 日系企業では(1)必要経費型 で給料が決まっている
  • だから、成果を上げても給料が上がるわけではない
  • だから、年齢が上がって家族が増えると生活費が上がるので、給料が上がる

という部分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんに、興味を持っていいただけて嬉しいです。

 

 

ただ、ひとつお伝えしておきたいのは、

これは決して「著者の斬新な理論」ではないということです。

 

これはマルクスが『資本論』の中で語った論理です。

決してぼくの「思い付き」ではありません。

 

さらにいうと、これは「理論」「考え方」というより、「事実」です。

日系企業では、そのように給料が決まっているのです。

 

また、住宅手当、家族手当も同じ考え方に基づいて支払われています。

つまり、家を買ったら、住居費が増える、だからその分給料を上乗せて払おう

家族が増えたら、その分生活費が増える、だから給料を上乗せて払おう

という考え方なのです。

 

これは非常に重要なことです。

 

そして、同時にとても大切なのが、

必要経費方式で給料が決まっているとしたら、

成果を出しても給料は上がらない

ということです。

 

みなさんが日系企業に勤めていたとしたら、

同期のメンバーを見渡してみてください。

仕事ができる人、そうでない人、様々だと思います。

しかし、給料はほぼ同じではありませんか?

 

会社に対してもたらしている利益は明らかに違うのに、

もらっている給料は同じ(違っていても、わずかに違うだけ)なのです。

 

つまり、給料を上げたいから、成果を出そうと頑張るのは、

無駄に終わる努力だったのです。

 

もちろん、一生懸命仕事をすることは重要ですし、

仕事の見返りは給料だけではありません。

「給料を上げたいから、成果を出す」という論理が間違っている、

ということをお伝えしたいのです。

 

 

給料を上げるためにがんばっても報われない、

それに気づかず、激務をこなしているので、

いつまでたってもラットレースから抜け出せないのです。

 

では、どうすればラットレースから抜け出せるのか?

それをこの本で書きました。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

 

ロバートキヨサキ氏の

『金持ち父さん 貧乏父さん』の考え方を

「労働者の働き方」に応用し、

ラットレースから抜け出す方法を提示しています。

 

こちらから、試し読みができます。

ぜひ読んでみてください。

★ 星海社新書 『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

http://ji-sedai.jp/book/publication/konnahatarakikata.html

 

 

先週発売した

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

がいきなり、ブックファースト新宿本店 新書ランキングで1位をいただきました。

http://www.book1st.net/ranking/0001/0005/page1.html

 

23日~29日のランキング。

この本の発売が26日だから、

実質4日で逆転1位にしていただきました!

応援してくれたみなさん、ありがとうございます!

 

ネットにも多くの感想をお寄せいただいております。

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@tooorisugariさん

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」

うぉぉぉーーー!!!ってぐらい面白い作品でした!

目からウロコがボロボロ落ちまくりです! ビックリしたなぁ。

面白いだろうとは思ってたけど、こんなに面白いとは。

僕は本書は、『サラリーマンになるための基本書』だと思いました。

それぐらい凄い。

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@akabmasaさん

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか』(木暮太一著)を読書中。

さっき読み始めたばかりだけど、惹き付けられる。成果を出せば給料が上がると思ってたけど、

そうではないらしい。先か気になるので、今日は寝不足になるかも…。

 

昨日から、読み始めてる『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』が、面白い。

まだ途中だけど、給料が必要経費の積み上げによって決まるとの考えに、新鮮な驚き!

熱帯雨林の例え、囚人のジレンマ。言われてみれば、たしかにそうだと納得できる。

他人より上を目指そうとしても、結局は、豊かになれないなんて…。

 

第4章まで読了。漠然と信じていた常識が、良い意味で崩されていく。

出世するために書かれた本は、たくさんあるけど、

この本は、そういった類いのものとは、明らかに違う。

 

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)を読了。

仕事術の本を読んでも、豊かになれない。

理由は、資本主義の仕組みや給料の決まり方を知らないでハイジャンプをし続けているだけだから。

本書では不毛な「ラットレース」からの抜け出し方が分かります。感想が書ききれない良書。

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木暮太一著の『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)読了。

今の働き方に疑問を持っている人にとって、これほど有益な「問題作」はないと思います。

資本主義経済の仕組みを理解せずに働くのは奴隷といっしょです。

抜け出すヒントはいただけました。答えは自分で見つけないと!

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@hirotan1975さん

グイグイ読んじゃう。面白い!
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@kuromadanさん

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」読了。

資本主義の構造とか、給料の意味とか、資産を積み上げる為の働き方とか大学三年の時に読みたかったなぁ。

無論、今働いてる人にもオススメの良書。
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@sinkannowさん

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(木暮太一著 星海社新書 2012年4月刊)

実社会に出たサラリーマンが、お金や良い暮らしを求めて、定年まで40年間、

かごの中でラットレースをする苦痛から抜け出すことを提唱する本です。

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@sugiyuzuさん

「長期的な資産を作る仕事」こそ、私たちがこれから目指す働き方です。

今の仕事にお悩みの方、将来に不安を抱えている方におすすめの1冊!!!

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@ay_61さん

「働く」ことについて、何らかの違和感を感じている人は、読むと少しすっきりするかも。

前半はマルクス経済学をベースに、資本主義社会の構造を解説(価値と使用価値、労働力と賃金の関係など)。

後半は、会計の考え方をベースに、労働者にとっての、「利益」や「資産」を増やすということの解説です。

平易で図も織り交ぜ、判りやすいです。

こうした本を読むと、「資本主義社会」自体と戦うのではなく……この社会の構造を知った上で、

みんなが「今貰っている賃金額」でも幸せで暮らせるような、ベースの考え方や共同体の在り方を変えなければいけな

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@airnextさん

これを読むと働くことの考えび新しいフィルターが加わる。しょうもない自己啓発を読むより価値があると思う

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@hakkanoameさん

朝から夜まで働き詰めの友達へ。みんなが町を支えてる、ありがとう!

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』木暮太一
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発売前から読みたかったこの本、今読み終えました。
普段の仕事に対する考え方について、ハッとさせられることがいくつも。
特に後半にそんなことがガンガン書かれているのですが、

前半をしっかり読むことで後半の響きかたが変わってくるという見事な構成。
いやいや、5月からの働きかたが変わりますね。マジで。
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@kengoyoshidaさん

何で給与が上がらないのか。給与が上がらないのを嘆いても意味がないのはなぜなのか。

そしてどうやったら資本主義の呪縛から逃れられるのか。こんなにわかりやすく書いた1冊はない。

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(アマゾン書評より)

働き方をもっと考えたほうがいいよ?と強烈に焦燥感をいだかせてくれる本です。

資本主義の構造から、私たちサラリーマンの給与が決定する仕組みが悲しいくらいに理解できました。

終身雇用なんて信頼できない今の世の中に警鐘をならしてくれる良書です。

結論としては労働者として働くよりも「賢く立ち振る舞え」と推奨しているのですが、最終章で出てきた

 

「資産をつくる仕事をどれだけやったか?」

 

というメッセージがズシンと響きます。

ライフハックとかノマドとか小手先のことをやっている場合じゃないなぁと考えさせられた1冊でした。

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みなさん、ありがとうございます!

木暮太一

 

 

損益分岐点は逃げていく。
損益分岐点をクリアーしようとして、

何か施策を打つと、その施策自体に費用がかかり、

損益分岐点が上がってしまう。

 

当初は、商品を100個売ったら損益分岐だったとしても、

そのために広告を出すと広告費の分だけ費用がかさみ

損益分岐点が「120個」に上がってしまう。

 

そしてその「120個」をクリアーしようとして

営業マンを雇うと、人件費が増えて「140個」に上がってしまう。

 

これはビジネスだけでなく、

個人の働き方についても同じことが言える。

 

「ゆとりある生活」を目指して年収が高い仕事に就く。

しかし、収入が高い仕事に就き、その収入を維持するには

犠牲にしなければいけないものが多く、「費用」が高くつく。

結局「損益分岐点」を超えられない。

 

「上」に到達するためには、相応の「費用」をかけなければいけない。

それを考えずにただ闇雲に働いていては、

いつまでたっても「損益分岐点」を超えられない。

 

そして、ビジネスと同様で、個人の働き方にも「コスト管理」が必要。

 

そんな考え方も提唱しています。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』
http://www.amazon.co.jp/dp/406138516X/

かつて、このような話を聞いたことがあります。

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生存競争が激しい熱帯雨林に生息している樹木は、

どの木も、隣の木よりも多くの光を得ようと上へ上へと伸びる。

ところが、それでは「影」に隠れてしまう木が出てくる。

その影に隠れた木々は、太陽の光を得ようと、他の木と同じ高さまで伸びようとする。

もしくは、いちばん高く伸びて、光を独り占めしようとする。

 

すべての木が同様のことを考えているため、熱帯雨林の木々は非常に背が高い。

ところが、ふとその熱帯雨林を俯瞰して全体を見渡してみると、

光を得ているのは最上部の葉っぱだけだということに気がつく。

一生懸命背伸びして、高いところにたどりつこうとしているが、

日が当たっているのはごく一部なのである。

そして、より大事なことは、すべての木が背が低くても

「各樹木が得られる光の量は同じ」ということだ。

自分だけ太陽の光を得ようと競い合って伸びても、

誰も何も考えず「当初」の高さでどまっていても、

「得られるもの」は同じだったのである。

 

熱帯雨林に生息している樹木は、なんと無駄なことをしているのだろうか ――。

=======

 

この指摘は、資本主義経済に生きるわたしたちの姿を

よく表していると言えるのではないでしょうか?

ほとんどの人は、より多くの光を得るために「他人よりも上」に行こうとします。

 

ところが、他人も同じことを考えており、

みんなとりあえず上を目指して生きています。

その結果、熱帯雨林の木々と同じように、

最終的に得られるものは「競い合う前となんら変わらない」という状況に陥っているのです。

 

なんとも皮肉な結果です。

 

ただし、競い合う前とまったく同じ状況なのかというと、そうではありません。

熱帯雨林の例でいえば、木々が太陽の光を求めて競い合った結果、

「得られるもの(光の量)」は競い合う前と変わりません。

 

何が変わっているのか?

そう、競い合う前に比べて、

幹が異常に長くなってしまっているのです。

その大きく伸びた幹を維持するためには、

より大きなエネルギーを必要とします。

 

熱帯樹林の木々と同じように、

わたしたちもやみくもに「他人よりも上」を目指すと

得られる「光の量」は変わらない一方で、

競い合うだけ体力や気力、そして時間を失います。

他人と競い合う過程でエネルギーを消耗し、

ストレスを受け、疲弊していくのです。

 

結果的に「得られるもの」は同じだったからといって、

失った体力・気力・時間が戻ってくるわけではありません。

この分は「無駄に」消耗してしまうのです。

 

他人よりも上を目指している人は、非常に不安定になります。

少しでも上に手が届くように背伸びをしている人を想像してみてください。

背伸びをしているので、とても不安定です。

横から少し押しただけで、よろよろとバランスを崩し、

場合によっては倒れて怪我をしてしまうかもしれません。

 

背が低くても幹が太くしっかりしている木よりも、細長い木は嵐に弱い。

ちょっとした台風でも簡単に折 れてしまいます。

それと同じで、背伸びをして上に伸びようとしている人は、

変化や混乱に弱くなります。

上に手を伸ばすことに一生懸命で、その他のことに気が回りません。

上しか見ていないので、足元をすくわれやすくなったり、

ちょっとしたダメージにも弱くなってしまっているのです。

 

(『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』より)

 

 

これは、働き方に悩む20代、30代に向けて

「しんどい働き方は根本から変えていこう!」というメッセージを込めた本です。

 

最近、「ノマド」というワーキングスタイルが非常に注目されていますが、

ほとんどの人にとっては夢物語で、みんな「自分にはできない」と感じています。

そして同時に、この働き方を変えるには、

山奥や沖縄に行って「降りる」しかないとも感じています。

 

その結果、「自分はこのまま働き続けるしかない」と、

また元のラットレースに戻っていってしまいます。

このような20代30代が非常に多いです。

そんな人たちへ、新しい考え方、仕事への向き合い方を

提示できると考えています。

 

今回提示する考え方は、

カール・マルクスの『資本論』と

ロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』の理論をベースに

ぼく自身がこの10年間実践し、出した結論です。

机上の空論ではなく、この10年間、

こう考えて仕事を続けてきた結果、

いまの働き方に行きつきました。

 

「いつまでこんな働き方を続けるのか?」

という漠とした不安を抱えながら

しんどい働き方を続けている人たちに、

ぜひ読んでいただきたいです。

 

木暮太一

「編集者特権」。

出版業界にいて一番ジレンマを感じるのは、多くの人が

「売れたら、いろいろな施策ができます」

「初速(発売当初の売れスピード)がよければ、大きく展開できます」

と考えていること。

つまり、「卵か鶏」でいうと、鶏(いい条件)があれば、卵(成果)が生まれる、ということを言っているわけだ。

 

でもこれは、「売れ始めれば売れます」という、

エクセルでいうところの「循環参照」状態になっている。

これでは意味がない。

 

ただ、そういう考えを持っている人が悪いかというと、それだけではない。

出版業界の構造的に、「売れない本」を10冊売るより、売れている本を100冊売る方が簡単で、

「売れたものをさらに大きく育てる」方が短期的な戦略的としては正しいからだ。

 

だから、「売れたら、販促に力を入れる」という考えになってしまう。

「売りたい!」と思っても、売れるまで待たなければいけない。

 

これが、書き手としては、ジレンマです。強烈なジレンマです。

 

最近、新刊『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書、4月26日発売)

のプロモーションについて、編集者の柿内さんと話す機会が多い。

 

そこで聞いたのが冒頭の「編集者特権」という考え方。

これは、文字通り、編集者に特権を与え、

その特権を行使した場合には、問答無用で全力で販売・プロモーションを

しなければいけないという考え方。

 

聞いたところによると、サンマーク出版さんはこの制度をつくっているようです。

編集者は、年に1回、この特権を使うことができ、

この特権を使った場合には、社長であっても企画に反対することはできない、

たとえ最初は売れなかったとしても、全力で売る努力をしなければいけないようです。

(認識が違っていたら、すいません)

 

この考え方、すごくいい。

「売れ始めたら施策を展開します」ではなく、

「売れるように、なんとかします」という気概が伝わってくる。

 

 

これは何についても言える。

ぼくが属していたリクルートの事業部でも同じような話が出たことがあった。

リクルートのビジネスは、消費者が使ってくれるような雑誌、サイトをつくり、

そこに企業から広告を入れてもらうというビジネスモデル。

しかし当然、最初から消費者が使ってくれるわけではない。

とすると、最初は、企業が広告を出稿しても、なかなか効果が出ないわけだ。

だから企業が広告を出さない。

 

しかしそうすると、雑誌、サイトに乗っている情報が少ないので

消費者が使ってくれない。なかなか見てもらえない。

これはほぼすべてのリクルートの媒体でたどってきた道だと思う。

あのゼクシィでさえも、最初はまったくうまくいかなかったようだ。

となると、

広告を集めてくる営業部隊は、

「もっと消費者が使ってくれれば、広告売れるのに」と感じ、

一方、雑誌をつくっている編集部隊は

「もっと企業広告が入れば、消費者が使ってくれるのに」と考える。

 

言葉は悪いけど、お互い他力本願なわけだ。

当時、ぼくが属していた事業部でも同じような「愚痴」がでてた。

そんなとき、当時の事業部長が言った一言。

 

「卵が先か、鶏が先かじゃねーんだよ。卵が先なんだよ」

これは、今でもぼくの頭の中に残っている。

「いい条件が整えば、もっとうまくいきます」ではなく、

自分で「いい条件」をつくらなければいけない。それが「卵が先」ということ。

ぼくはリクルートに2年しか在籍しておらず、

「仮入部をしただけ」のような感じだけど、

この考え方は2年間で身につけ、今でも持っている。

そして、これからも大事にしたい。

 

 

次の本はこんなテーマです。

画像をクリックしていただくと、意味がわかります。

 

今日4月13日の日経。

居酒屋離れの記事(「ワタミはファミレス、つぼ八はパスタ店 「脱・居酒屋」に活路」

 

ワタミが居酒屋「和み亭」をファミレス業態に変えるとのことだけど、

「飲酒運転の規制強化などで和み亭が苦戦する一方で、(ファミレスは好調…)」

という記述は、本音を書きすぎではないか?

 

これだと、飲酒運転ができなくなったから居酒屋が苦戦しているということになり、

店側も飲酒運転を黙認していたことになる。

 

飲酒運転がいけないのは、「法律で禁止されているから」ではなく、単純に「危ないから」。

規制が強化されたから、居酒屋の業績が悪化したという記述は、

なんとも無責任な印象を受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は天気が良かったので、海沿いのカフェでランチを食べました。

 

風が強くて、砂埃が強烈だったので、サングラスが大活躍。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな景色を見ながら、

 

 

 

 

 

 

 

 

これを食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大変おいしゅうございました。

 

 

 

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