ミクロ経済学の本 木暮太一
 
         
  マクロ経済学の本

落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本
-初心者のための入門書の入門
(単行本(ソフトカバー) - 2010/04 )

ミクロ経済学の本 木暮太一
         
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落ちこぼれでもわかる

5,000部~8,000部売れれば成功といわれる実用書ですが、
2006年秋に出版後、早くも大幅増刷完了し、2万部を突破しました。



書店様では、「落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本」と並べて 販売いただいております。


学生のみなさんにご愛読いただいているのは、 「落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本」と同様ですが、 今回は30代~40代のサラリーマン層にも幅広く読んでいただいています。

マクロ経済学は、ミクロ経済学と違って、非常に抽象的なテーマが多く、 把握しづらいのが特徴です。



そのため、マクロ経済学を勉強しようとして本を読んでも なんとなく腑に落ちないで、スッキリしないという方が多くいらっしゃいます。


確かに、国や企業を全部まとめて考える場面が多く、 みなさんが日々経験している「具体的なケース」がイメージしづらいんです。


では、マクロ経済学を簡単に説明することはできないのでしょうか?

そんなことはありません。 ミクロ経済学同様、以下の手順で簡単に理解することができるのです。


「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」は、まず

(1) 説明文の日本語がわかりやすい

教授や大先生が書いた本は、とにかく日本語が難しい。
書いてあることは簡単なのかもしれませんが、まるでギリシャ語で書かれているかのように
解読が難しい。 解読に時間がかかればそれだけ理解にも時間がかかってしまいます。

簡単な日本語で説明することはすごく大事です。

(2) すでに皆さんが知っていることを例に解説

人間の脳は、何か新しいことを理解するときに、
既に知っていることと関連付けて理解し、覚えるようです。

例えば、タイのスポーツで「セパタクロー」という競技がありますが、
この競技を説明するときに、
「腕や手を使わず軽い球状の物体を相手陣地に落下させる競技」と言っても
伝わりづらいでしょう。

それよりも「足でやるバレーボール」といった方がすぐに伝わる。

なぜか?
それは読者の頭にバレーボールというもののイメージが既にあるからです。
まず「バレーボール」をイメージし、それとは違う点だけ理解すれば
「セパタクロー」が理解できる。

でも最初から「セパタクロー」だけを説明されると、
相違点だけではなく、一から全て把握しないと理解できないことになります。
だから難しく感じてしまう。

細かいことはあとから追加で覚えればいいんです。
既に知っていることを例に説明することで、大枠をまずつかみましょう。

(3) 難しいポイントもすぐわかる

そして、具体的にマクロ経済学で一番難しいところはどこか?
それは「IS-LM分析」です。

大雑把に言うと、「IS-LM分析」ができれば、マクロ経済学はクリアーで、
逆にこれがわからないと、試験には合格できません。


IS-LM分析を理解するには、まず「 IS曲線」を理解する必要がありますが、
これがまた難しい! というより、イメージしづらい。

普通の教科書には、
「財市場を均衡させる Y と r の組み合わせ」
などと書いてあります。

でも、この説明をされて、「おぉ! IS曲線とはそういうものなのか~」 と
納得する人はいないと思います。


この説明では、「財市場とは何か?」「均衡させるということはどういうことか?」が分からず、
さらに「Y と r の組み合わせ」と言われてもイマイチぴんとこない。



そこで、「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」では、
次のように説明しています。

「IS曲線とは、、、(中略)、、、
国民所得と利子率がそれぞれどのような値だったら
商品の需要と供給のバランスが取れるかを考えて、
それをグラフにしたものです」


財市場というのは、要するに商品のことです。
そして、「均衡させる」とは、「需要と供給のバランスが取れる」ということ。
こう考えたほうが、ずいぶん簡単にイメージできますね。


そしてさらに書籍では、
・ IS 曲線が、なぜ「 I(投資)- S(貯蓄)曲線」といわれているのか?
・「商品の需要と供給のバランス」になぜ国民所得と利子率が 関わってくるか も説明してあります。

                 
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